2023.08.25

なにも気にせずに動けるようになれたら。たとえば、お皿がたまっている流しで汚い手を洗うのはいやだとか、みんなが寝てからお風呂に入ると物音を立たないようにしなきゃいけないからいやだとか、犬がリビングにいていたずらしないようにずっと見張ってないといけなくて好きなことが思うようにできないのがいやだとか、汚いポンプボトルに詰め替えるのがいやだけど新しいのにしてほしいって言えないとか、窓を開けていてほしくないからレースを洗濯バサミでとめておいてほしいとか、小さいストレスがたくさんあるなかで過ごしている。

わたしの小さいこだわりと家族との生活リズムのズレによって、過ごしにくいことが多々ある生活で、実家の悪いところというのは、そういうことなんだろうけど、時々耐えられなくなるときがあってはやく一人暮らししたくなる。けれど、今のわたしの状態では到底いつになるかわからないので、気にしていないふりをして振る舞うしかないと思っている。

これまでは、家族が寝た後にお風呂に入れなくなっていたけど、入ってみた。でもやっぱりドライヤーで乾かすとき、家族が寝ているのに物音を立てて申し訳ないなと思ってしまってスッキリした気持ちになれなかった。そういうときに、なにも気にせずに動けたらいいのに、と思う。周りの気持ちを意識しすぎているところもあるんじゃないかと思っていて、もう少しいろいろ気にしないで楽な気持ちで生活を送りたい。けれどこれは実家にいるうちは難しい話なのかもしれない。